先輩紹介INTERVIEW

山口営業所 Y.K. 写真

いい商品を世の中に広めたい
と営業に再挑戦

山口営業所/2011年入社

Y.K.

入社の経緯と宇部樹脂加工の営業職について教えてください

当社に入社する前は、別の会社で電機資材の卸売営業をしていました。そこでは常に売上数字に追われ、毎日のように長時間の残業があり疲弊しきってしまい退職しました。

それからは一度、営業以外のことがしたいと思い、当社のパート製造作業員として働き始めました。
製造作業員として1年ほど経ったころに当社で営業を募集していると聞き、「こんなにいい商品なのだからもっと世の中に広めたい」という思いが湧いてきていたため、自らお願いして営業に再チャレンジすることにしました。

ただ、営業ですから当社でも売上数字に対する責任はあります。
しかし、当社がUBEフロートやUBEローラーといった完成度の高いオリジナル商品を作り販売しているため、自信を持って商品紹介できるので、お客様にも聞き入れてもらいやすいです。これらの商品が国内シェアトップクラスになっていることや自分が製造に携わっていたことも、私にとってはお客様に勧めやすい理由になっています。

同時に、当社の営業職は残業も少なく、帰宅後や休みの日は家族との時間もしっかり取れています。
また、なんといっても訪問先や訪問頻度などを自分で決められる自由度の高さが当社営業職の魅力だと思います。

今の仕事内容を具体的に教えてください

私は、主にUBEローラーとUBEフロートの営業を担当しています。
UBEローラーは公園のローラー式滑り台や物流企業のコンベアに使用されており、UBEフロートは海に浮かぶウキのようなもので、水産業の企業に使っていただくことが多いです。
営業とはいえ、既存顧客へのフォロー営業がほとんどで、商品の劣化などがないか、使い勝手はどうか、追加で購入を希望する商品はないかなどを伺います。新規開拓や飛び込み営業はほとんどありません。その点では営業職の中では始めやすいかもしれません。

私の担当エリアが東海地方以西全てとなっており、ある1ヶ月のスケジュールですと1週目は近畿方面のお客様を訪問し、2週目は会社で事務作業や次の出張準備、3週目は南九州を訪問して…と動くことがありました。年間の3分の1ほどは県外に行くこともあり、出張は多めです。
ちなみにですが、今まで出張で訪れた都道府県のなかで、一番「旅行」として行きたいと思っているのは和歌山県です。いつか家族で行ってみようと思います。
そういう意味では出張は旅行の下見を兼ねていると言えるかもしれませんね(笑)。

本心では、全てのお客様を3ヶ月に1度ぐらいは訪問して直接話をお聞きしたいのですが、時間が作れず実際は電話だけになってしまうことも多いです。その点はもっとスケジュール管理能力を高めていく必要があると思っています。

山口営業所 Y.K. 業務風景

一番嬉しかったことは何ですか

お客様から大型UBEフロートの大量注文をいただいたときに、希望の納期に間に合わせられたことです。
注文の大きい小さいにかかわらず、納期はもっとも優先されるべき事柄です。受注が決まった時は、特に嬉しかった反面、工場のスケジュールが頭をよぎりました。

このとき注文のあったUBEフロートは大型の製品で、製造用機械を占有するのですが、製造用機械の数に限りがあるため、他の受注や納期とも調整しなくてはなりませんでした。
工場長と念入りに相談して、お客様の希望に、ギリギリですが間に合わせられそうな製造スケジュールが組めました。
それでも常に順調というわけにはいきませんでした。製造部の方々に残業をお願いすることになったり、別ラインの上司がヘルプで手伝ってくれたり、自分自身が工場に入って手伝った日もありました。

そうやって各方面と調整し助け合いながら、最終的にお客様の希望通りの納期に間に合わせられたとき、お客様からは心からのお礼の言葉をいただけて、大きな達成感を得られると同時に自信にもつながりました。